労務
最低賃金1,500円目標、中小「不可能・困難」が7割 日商調査
2025年3月10日 労務
日本商工会議所は5日、「中小企業における最低賃金の影響に関する調査」の集計結果(全国3,958社が回答)を発表した。2020年代に全国加重平均1,500円にするとの政府目標に、対応が「不可能」は19.7%、「困難」は54 …
「男女の賃金・待遇差分析ツール」の公表
2025年3月10日 労務
政府は3日、企業が自社における男女の賃金や待遇差等を同業他社等の平均と比較できる分析ツールを発表した。厚労省ホームページからダウンロード可能で、従業員の性別や給与、年次等を入力することで利用できる。役職を持つ女性の割合な …
「障害者就労支援士」創設決定
2025年3月10日 労務
厚労省は、「障害者就労支援士」(仮称)の創設を決定した。2月27日に同省の作業部会が取りまとめ案を了承した。2028年の運用開始を目指す。障害者が増加する中、就労支援の体制が十分ではなく、障害者の労働環境を整える「ジョブ …
2026春大学卒業予定者の内定率が過去最高
2025年3月3日 労務
就職情報サービスの学情の調査で、1月末時点の2026年春卒業予定の大学生・大学院生の内定率が48.2%と過去最高となった(リクルートの2月1日時点調査も39.3%で過去最高)。内定を得た学生の半数以上がインターンシップに …
パート社会保険料の肩代わり 全額還付
2025年3月3日 労務
厚労省は、従業員50人以下の中小企業が一定年収のパート従業員の社会保険料を肩代わりした場合の特例について、肩代わりした保険料を全額企業に還付する方向で調整する。今国会への提出を目指す年金制度改革法案に盛り込む。成立すれば …
「年収の壁」160万円とする与党修正案提示
2025年3月3日 労務
自民、公明両党は27日、所得税の「年収103万円の壁」問題に関し、政府・与党案を修正し課税最低額を160万円に引き上げ、年収850万円以下の所得制限を設ける案について、日本維新の会に賛同を求めた。維新は回答を保留し、週明 …
パートの社会保険料を企業が肩代わり 8割還付へ
2025年2月25日 労務
厚生労働省は、パート従業員(標準報酬月額ベースで年収106万円~151万円程度の者)の社会保険料を会社が肩代わりする特例を、2026年10月から3年間の時限措置として実施する調整に入った。従業員50人以下の企業をなどを対 …
雇調金の特例措置期間 1年に限定することを検討
2025年2月25日 労務
厚生労働省は、雇用調整助成金を見直し、特例措置の期間を1年に限定する方向で検討する。大規模災害などの緊急時の対策として講じられ多くは1年で終了したが、コロナ禍や能登半島地震では1年超継続し、雇用保険財政はひっ迫している。 …
2025年度の介護保険料負担 40~64歳は月6,202円
2025年2月25日 労務
厚生労働省は20日、25年度の介護保険料について、40~64歳の人は平均で1人当たり月6,202円の負担になるとの推計を公表した。前年度より74円減少のとなった。65歳以上の保険料は、24年度からの3年間は平均6,225 …
公立学校教員 給特報改正案が閣議決定
2025年2月17日 労務
政府は7日、教員給与特措法の改正案を閣議決定した。公立学校教員に対し残業代の代わりに支払われる「教職調整額」を現行の「基本給の4%」から毎年1%引き上げて2031年に10%にし、新たに学級担任手当も設け、処遇を改善する。 …